さくら配列キーコンビネーション
2006/07/08_231526「で、いつまでキーボード配列の話を続けるつもりかね?」
せっかくですから、全部棚卸ししてしまいましょう。今度はコンビネーションです。
はじめに
エディタ等のアプリケーションには,「Control / Alt キーを押しながら別のキーを押す」「Escキーを押してから別のキーを押す」と操作することによってアプリケーションの機能を実行する機能があります.キーコンビネーションとかショートカットキー,キーバインド等と呼ばれるものですね.実際,ホームポジションから手を動かさずに色々な操作ができたり,マウスと組み合わせることによって効率的に素早く操作を行うことができます.
有名なものとしては
- Emacs / viのキーバインド
- ダイヤモンドカーソル
- MS-Windowsのキーボードガイドライン,Macintosh Human Interface Guidelines
等があります.
しかし,Emacs/viのキーバインドは,まだマウスのない頃に確定したもので,マウスで操作しながら使うことを考えると不便な点が存在します.(コピー&ペーストとかね) また,MS-WindowsやMacintoshのガイドラインは,マウスを右手で使いながら操作するのに便利なように工夫されていますが,残念なことにホームポジションから手を離さずに操作できるような工夫がされていません(キャレットの移動など).
これらキーコンビネーションは,まだまだ工夫する余地があるのです.
キーコンビネーション
考え方
人間の指の数&キーボードの形状には制限がありますので,全てのケースで最適なキーボード配列を造ることはできません.そのため,この配列では下記のような考え方で設定しています.
- マウスを右手で使用する
- マウスと併用する操作(コピー&ペースト等)は左手のみで操作できるようにする
- マウスで代用できる操作(カーソル移動等)は,右手を使用して操作する
- カーソルキーの配置などをそのまま利用し,覚えやすくする.
- カーソルキーとの位置関係のメタファーを利用し,覚えやすくする.
- 他の例で流用できるものは流用し,今までに覚えたものをそのまま利用できるようにする
->主にMacintosh Human Interface Guidelinesから流用
配列
上記の考え方に従って配列を考えると,下のような配列になります.
Controlキーコンビネーション -------------------------------------------------------------------- | | | | | | | | | | | | | | | | | |-------------------------------------------------------------------| | |中止| | | | | |Home|←Wd| ↑ |Wd→| End| | | | |--------------------------------------------------------------- | | |All |保存|拡張|検索|再検| | BS | ← | ↓ | → |PgUp| | | | |-------------------------------------------------------------------| | |取消|切取|copy|貼付|redo| |削除|Ret |漢字|全半|PgDn| |Shift| |-------------------------------------------------------------------| | | Ctrl | | Shift| | --------------------------------------------------------------------
基本は,ほとんどMacintosh Human Interface Guidelinesと同じです.違う部分は
- 左手だけで操作しやすいように,「無変換」キーをControlキーとして利用できる
- 将来の拡張のため,拡張キー(Prefix)を用意.
# 「Ctrl+拡張キー -> 他のキー」というような使い方を想定 - 右手で操作するものは文字編集に関係するものを中心に配置.
- Emacs等にある,「単語単位でのキャレットの移動」も用意
# エディタ等が対応している必要がありますが……